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02_freebsd:80_unixコマンド:crontab

crontab

機能

cronとは、指定したアプリケーションを定期的に自動実行する為のデーモンです。
日時、曜日など詳細な設定を施す事ができる為、一般的には定時に行なうシステム診断、ログの圧縮といった、定期的に行なう必要のある作業に利用されます。
アイデア次第では効率的な運用に非常に役立ちます。

構文

crontab [オプション]

オプション

-uプログラムの所有者を指定
-l設定済みのcrontabを表示
-r既存のcrontabを削除
-eviなどのエディタを起動。編集後crontabを自動的にインストー

crontabの書式

 [min] [hour] [day] [month] [week] [command]
min(0-60,*)分を指定
hour(0-24,*)時を指定
day(0-30,*)日を指定
month(0-12,*)月を指定
week(0-6,*)曜日を指定(0は日曜、1は月曜、2は火曜)
command実行するコマンドまたはスクリプトを記述する

コマンド例

crontabの情報を表示する

 $ crontab -l
 0 0 * * *   /home/hoge/logcut.pl ←毎日0時0分にlogcut.plを実行

コマンドの実行結果を決まった時間に送信する。

 $ crontab -e
 0 0 * * *   /home/hoge/logcut.pl 2>&1 | mail matsui@ma21.ath.cx

リストにする事もできカンマで区切る

この場合3時6時9時12時

 00 3,6,9,12 * * *

0時から12時の毎時23分に実行

 23 0-12 * * *

0時、2時、4時、6時、8時、10時、12時の毎時23分に実行

 
 23 0-12/2 * * *

結果をメールしない

 0 0 * * *   /home/hoge/logcut.pl >/dev/ null 2>&1
02_freebsd/80_unixコマンド/crontab.txt · 最終更新: 2015/05/22 16:05 by matsui