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01_linux:13_storage:34_zfs_trim

文書の過去の版を表示しています。


34 ZFS trim

trim status

zpool status -t でtrimのstatusを確認できる。

# zpool status -t 
  pool: zpool01
 state: ONLINE
  scan: none requested
config:

	NAME        STATE     READ WRITE CKSUM
	zpool01     ONLINE       0     0     0
	  sdb      ONLINE       0     0     0  (6% trimmed, started at Tue 01 Mar 2022 04:45:29 AM JST)
	  sdc      ONLINE       0     0     0  (untrimmed)
	  sdd      ONLINE       0     0     0  (untrimmed)

使い方

zpool trim [-dw] [-r rate] [-c | -s] pool [device...]

オプション

-d –secure安全な TRIM を開始します。安全な TRIM を実行するとき、デバイスは、trim されたブロックに保存されたデータが、消去されたことを保証します。
これは、デバイスからのサポートが必要で、すべての SSD によってサポートされているわけではありません。
-r –rate rateTRIM 操作の進行の速度を制御します。このオプションなしで、TRIM は、できるだけ早く実行されます。
1 秒ごとのバイト単位で表される速度は、vdev ごとに適用され、リーフ vdev ごとに異なる設定が可能です。
-c–cancel指定されたデバイス、またはなにも指定されていないなら、すべての望ましいデバイスの trim をキャンセルします。
1 つ以上のターゲットデバイスが無効であるか、または現在 trim されていないなら、コマンドは、失敗し、あらゆるデバイスで キャンセルが起こります。
-s –suspend指定されたデバイス、またはなにも指定されていないなら、すべての望ましいデバイスで trim をサスペンドします。
1 つ以上のターゲットデバイスが無効であるか、または現在 trim されていないなら、コマンドは失敗し、あらゆるデバイスでサスペンドは起こりません。
つぎに、trim は、関連するターゲットデバイスにフラグがない zpool trim を実行することによって再開することができます。
-w –waitデバイスが返る前に trim されることが終わるまで、待ちます。
01_linux/13_storage/34_zfs_trim.1646080646.txt.gz · 最終更新: 2022/03/01 05:37 by matsui