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01_linux:09_ベンチマーク:07_latency_iops

07 レイテンシーとIOPSの関係

• 20 ms 未満 - 一般的には、レイテンシが 20 ms よりも低ければ問題はありません。
• 20 ms~50 ms - 平均レイテンシの値が継続的に 20 ms~50 ms の場合、より注意してモニタする必要があります。作業負荷を減らすか、負荷に耐えられるようストレージリソースを追加します。
• 51 ms~80 ms - 平均レイテンシの値が継続的に 51 ms~80 ms の場合、より注意してモニタする必要があります。アプリケーションに問題が発生しており、遅延が顕著に生じている可能性があります。作業負荷を減らすか、負荷に耐えられるようストレージリソースを追加します。
• 80 ms を上回る - 平均レイテンシの値が継続的に 80 ms を上回る場合、特にこの状態が長期間続く場合には、問題が発生していることを 表しています。レイテンシが 100 ms を超えると、たいていの企業アプリケーションにおいて問題が発生します。作業負荷を減らすか、負荷に耐えられるようストレージリソースを追加してください。

応答時間(I/O応答時間、もしくはI/Oレスポンスタイム)は、1つの仕事を処理する速さを指します。
具体的には、OSがI/O命令を発行してから、要求したデータがメモリー領域に格納されるまでの時間(リード)です。
もしくは、メモリー上のデータが、ストレージに格納されたことを確認するまでの時間(ライト)になります。

応答時間とスループット(IOPS)の関係ですが、必ずしも「スループットが高い=応答時間が短い」とはなりません。
例えば、処理の多重度を上げてスループットの向上を図っている場合、応答時間は必ずしも短くなるとは限りません。
大げさに言えば、100万IOPSをこなすストレージだが1IOの応答時間に1秒かかるといったストレージではIOPSのみ見るとすばらしく思えるが、応答時間(レスポンスタイム)が遅すぎて使い物になりません。

通常(2009年現時点のディスク技術)、応答時間(レスポンスタイム)は10~15ミリ秒以下ならば問題ないといえます。

応答時間の遅延は、処理待ち時間の伸びとして表されます。
ストレージ筐体内では「I/O応答時間の伸び」として、サーバー上では「I/O待ち時間」として表されます。
ちなみに、サーバーOSでは「I/O応答時間=I/O待ち時間+I/O処理時間」で、ストレージでは「I/O応答時間=I/O処理時間」になります。

レイテンシ

処理や転送の際にかかる一回毎の遅延時間

スループット

一回の処理でどのぐらいのデータを送ったりできるか
いっぱい送り過ぎると、レイテンシが高くなってしまう。

連続して大量のデータを処理する場合は、スループットの性能が処理速度に深く関係する。
一方で、双方向的に短いデータを取り扱い、応答を待ってやり取りするようなもの(通話やゲームなど)においては、スループットよりもレイテンシが処理速度に深く関係する

トランザクション処理にはレイテンシ

高トラフィックで低レイテンシが要求される大規模トランザクション

相互依存の関係にある複数の処理を1つの処理単位にまとめて、矛盾なく処理するトランザクション処理では、並列する事ができないので低レイテンシーが重要。

01_linux/09_ベンチマーク/07_latency_iops.txt · 最終更新: 2022/10/06 15:01 by matsui

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