アウトバウンドはTCで行なっている。
Linux OSが提供する帯域幅制限の機能はインターフェイスごとに適用され、そのインターフェイスからのアウトバウンドトラフィックに対して働きます。
従って、そのままではインバウンドトラフィックについては制御できません。
Xenの場合インバウンドトラフィックはvif1.0で制御できます。
なぜならば、vm01のインバウンドトラフィックは、vif1.0にとってはアウトバウンドトラフィックだからです。
このように、xenbrを巧みに利用して、アウトバウンドとインバウンド、両方のトラフィックを制御するわけです。
インバウンドの計算方法
# xm list i3e6lqftov4csw --long (device (vif (bridge j4ihd7fqt3ugjp) (uuid fb5d570f-a935-f2d2-72d9-93cad7732065) (script /etc/xen/scripts/vif-bridge) (ip 8.30.162.23) (rate '625000,50000') (mac 00:16:3e:63:1e:10) (vifname di64zv8eeutfqz) (backend 0) ) ) ・ ・ ・
rate '625000,50000'
625000bit * 8 = 5000000bit
5000000bit = 5000k = 5M
50000μsec = 50ms = 0.05s
5M / 0.05s = 100M / 1s