ifconfigコマンドは、指定されたネットワークインターフェイスの現在の設定を表示したり、
設定を変更します。
ifconfigコマンドをネットワークインターフェイスのみを指定して実行すると、そのネットワークインターフェイスに
現在設定されている内容が表示されます。
ifconfigコマンドに、ネットワークインターフェイスとオプションの引数として指定すると
ネットワークインターフェイスの設定を変更できます。
ただし、設定を変更できるのはスーパーユーザだけです。
ifconfig インターフェイス [オプション]
address_family アドレスファミリーを指定する。(デフォルトTCP/IPを表すinet) IPアドレス ネットワークインターフェイスのIPアドレスを設定する。 broadcast ブロードキャストアドレス ネットワークインターフェイスのブロードキャストアドレスを設定する。 down ネットワークインターフェイスをダウンさせる(使用不可にする) netmask ネットマスクアドレス ネットワークインターフェイスのネットマスクを設定する。 up ネットワークインターフェイスをアップする(使用可能にする)
# ifconfig de0 de0のネットワーク設定を表示する。 de0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500 inet 172.17.1.1 netmask 0xffffff00 broadcast 172.17.1.255 ether 00:80:ad:71:82:d6 media: 10baseT/UTP status: active supported media: autoselect 10base5/AUI 10base2/BNC 10baseT/UTP <full-duplex> 10baseT/UTP # ifconfig de0 172.17.1.99 netmask 0xffffff00 broadcast 172.17.1.255 de0のIPアドレスを「172.17.1.99」に変更する。 (ネットマスク、ブロードキャストは同じ値を再設定する。) # ifconfig de0 変更を確認する。 de0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500 inet 172.17.1.99 netmask 0xffffff00 broadcast 172.17.1.255 ether 00:80:ad:71:82:d6 media: 10baseT/UTP status: active supported media: autoselect 10base5/AUI 10base2/BNC 10baseT/UTP <full-duplex> 10baseT/UTP
# ifconfig eth0 10.15.201.201 netmask 255.255.0.0 # ifconfig eth0 10.15.201.201/16
SecondaryとしてIPを追加するときは、IP追加
# ifconfig eth0 down