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11_php:04_library:05_pear_db

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11_php:04_library:05_pear_db [2016/01/21 06:51] – 作成 matsui11_php:04_library:05_pear_db [2016/01/21 06:56] (現在) matsui
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 +====== 05 PEAR::DB ======
  
 +PEARはPHPから利用可能なライブラリを提供しています。
 +PEARで提供されるライブラリを使用することで、一からコードを記述することなくPHPプログラムの開発が可能となります。
 +各ライブラリはパッケージという単位で提供され、必要なパッケージをインストールして利用します。 
 +
 +===== インストール =====
 +一行コマンドを流すだけ
 +<code>
 +# pear install DB
 +</code>
 +
 +===== DBクラス =====
 +
 +==== データベースへ接続する。DB::connect ====
 +
 +  DB::connect(DBタイプ://username:password@プロトコル+ホスト名/データベース名)
 +
 +|DBタイプ|データベース名("pgsql","mysql"など) |
 +|プロトコル|接続に使用するプロトコル("tcp","unix"など) |
 +|ホスト名|ホスト名 (ポートを指定する場合は、「:」で区切って指定する) \\ ※ ローカルホストの場合は"localhost"と指定 |
 +|username|DBへログインするユーザー名|
 +|password|DBへログインするユーザーのパスワード|
 +
 +=== 例) ===
 +<code>
 +$db = DB::connect(pgsql://postgres:1234567@unix()/sabakan)
 +</code>
 +
 +==== データベースへクエリを送信する。DB_common::query() ====
 +
 +  DB_common::query(クエリ)
 +
 +=== 例) ===
 +
 +<code>
 +$sql = "SELECT * FROM t_server ;";
 +$res = $db->query($sql);
 +</code>
 +
 +==== 現在行を取得するfetchRow ====
 +
 +  fetchRow($fetchmode = DB_FETCHMODE_DEFAULT)
 +
 +DB_FETCHMODE_ORDERED フィールドにはインデックスでアクセス
 +(PostgreSQLの場合 pg_fetch_row 関数を使用)
 +
 +=== 例) ===
 +<code> 
 +$row = fetchRow(DB_FETCHMODE_ORDERED);
 +echo $row[0] . ":" .$row[1];  
 +</code>
 +DB_FETCHMODE_ASSOC フォールド名でもアクセスできる
 +(PostgreSQLの場合 pg_fetch_array 関数を使用)
 +
 +=== 例) ===
 +<code> 
 +while($row = fetchRow(DB_FETCHMODE_ASSOC)){
 +  echo $row["ID"] . ":" .$row["NAME"];  
 +}
 +</code>
 +
 +==== レコードの行数(レコード数)を取得するnumRows() ====
 +
 +  numRows()
 +
 +=== 例) ===
 +
 +<code>
 +$rows = $res->numRows();
 +</code>
 +
 +{{tag>php PEAR}}