目次

htpasswd

機能

ユーザ認証ファイルの作成と更新
ベーシック認証を行うには、ユーザー認証に利用するファイル(パスワードファイル)を作成し、ユーザーを登録するところから始める。

ユーザー登録には、Apacheに含まれる「htpasswd」プログラムを利用する。

構文

htpasswd [オプション] パスワードファイル ユーザ名

オプション

-c パスワードファイルを作成する。同じ名前のパスワードファイルがすでにある場合、上書きされます。
-d パスワードの暗号化にcrypt()を使用する。パスワードの最長は8文字であり、それ以上の長さのパスワードを設定すると 8文字目まで一致すれば、それ以降がどんな文字列であろうと一致してしまうためMD5による暗号化を推奨します。このオプションはデフォルトです。
-m パスワードの暗号化にMD5を使用する。パスワードの最長は256文字である。
-D パスワードファイルからユーザを削除

パスワードファイルを新規に作成、ユーザ名(matsui)を追加

# htpaawd -c /etc/access.htpasswd matsui
New password: *****
Re-type new password: *****
Adding password for user matsui

ユーザの追加

# htpaawd /etc/access.htpasswd hgoehoge
New password: *****
Re-type new password: *****
Adding password for user hogehoge

ユーザの削除

# htpasswd -D /etc/access.htpasswd matsui
Deleting password for user matsui

htpasswd自動生成

htpasswd自動生成