====== 04 変数の型 ====== PHPは、8種類の基本型をサポートします。 === 4種類のスカラー型 === -論理値(boolean) -整数(integer) -float (浮動小数点数, 'double'も同じ) -文字列(string) === 2種類の複合型 === -配列(array) -オブジェクト(object) === そして、最後に2種類の特別な型 === -リソース(resource) -ヌル(NULL) ===== 論理型(boolean) ===== boolean は、真偽の値を表 します。この値は、TRUEまたはFALSEのどちらかになります。 booleanリテラルを指定するには、キーワードTRUE またはFALSEを指定してください。両方とも大文字小 文字に依存しません。 === 例 === ===== 整数(integer) ===== 整数(integer)は、10進数(基底10)、16進数(基底16)、8進数(基底8)表記 で指定可能です。 オプションで、符号(-または+)を前に付けることが可 能です。 === 例 === ===== float (浮動小数点数, 'double'も同じ) ===== ===== 文字列(string) ===== PHPでは、文字は1バイトと同じ です。つまり、256個の異なる文字を使用可能です。 $beer = 'Heineken'; echo "$beer's taste is great"; // 動作します。"'" は変数名として無効な文字です。 echo "He drunk some $beers"; // 動作しません。's' は、変数名として有効な文字です。 echo "He drunk some ${beer}s"; // 動作します。 echo "He drank some {$beer}s"; // 動作します。