====== 02 PHP演算子 ====== ^記号^意味^ |+|加算| |-|減算| |*|掛け算| |/|割り算| |%|余り| |++|インクリメント (+ 1)| |--|デクリメント (- 1)| |pow()|べき乗| |<<|左ビットシフト| |>>|右ビットシフト| |.|文字列結合| |ereg()|正規表現| === インクリメントについて === ++$i は、$i が参照される前にインクリメントされる。 $i++ は、$i 参照後にインクリメントされる。 代入 ^記号^意味^ |=|単純代入| |+=|加算代入| |-=|減算代入| |*=|乗算代入| |/=|除算代入| |.=|文字列結合代入| $a = $a + $b; は、$a += $b; と等しい。 $a = array('abc', 'def', 'ghi'); も OK。 16 進数は、C と同じ 0x00ff と表現。 ===== 実行演算子 ===== PHP は1種類の実行演算子、バッククォート (``) をサポートします。シ ングルクォートではないことに注意してください!PHP は、後方引用符の 中身をシェルコマンドとして実行しようとします。出力が返されます。 (すなわち、出力を単にダンプするのではなく、変数に代入することがで きます。) バッククォート演算子の使用はshell_exec()と等価です。 $output"; ?> ===== 文字列演算子 ===== 文字列の演算子は2種類あります。最初のは結合演算子('.')で、右引数と 左引数を結合したものを返します。2番目は、結合代入演算子('.=')で、 この演算子は右側の引数に左側の引数を追加します。詳細は、代入演算子 を参照下 さい。 ===== 比較演算子 ===== ^例^名前^結果^ |$a == $b|等しい|$a が $b に等しい時にTRUE。 | |$a === $b|等しい|$a が $b に等しく同じ型でである場合に TRUE。(PHP 4で導入) | |$a != $b|等しくない|$a が $b に等しくない場合にTRUE。 | |$a <> $b|等しくない|$aが$bに等しくない場合にTRUE | |$a !== $b|等しくない|$a が $b と等しくないか、同じ型でない場合に TRUE。(PHP 4で導入) | |$a < $b|より少ない|$a が $b より少ない時にTRUE。 | |$a > $b|より多い|$a が $b より多い時にTRUE。 | |$a <= $b|より少ないか等しい|$a が $b より少ないか等しい時にTRUE。 | |$a >= $b|より多いか等しい|$a が $b より多いか等しい時にTRUE。 | ===== 論理演算子 ===== ^例^名前^結果^ |$a and $b|論理積|$a および $b が共に TRUE の場合に TRUE| |$a or $b|論理和|$a または $b のどちらかが TRUE の場合に TRUE| |$a xor $b|排他的論理和|$aまたは$bのどちらかがTRUEでかつ両方ともTRUEでない場合にTRUE| |! $a|否定|$a が TRUE でない場合 TRUE | |$a && $b|論理積|$a および $b が共に TRUE の場合に TRUE | |$a || $b|論理和|$a または $b のどちらかが TRUE の場合に TRUE | ===== エラー制御演算子 ===== エラー制御演算子とはアット「@」で表され、エラーの出力を制御する事のできる演算子です。 PHPの式の前につけるとその式で発生したエラーは無視され出力されません。 @fopen("存在しないファイル");